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考察 朝ドラ エール再開 弟子 五郎役(ハナコ岡部大)とは?梅(森七菜)のモデルは誰?

 

 

 

今週から朝ドラ「エール」の新作の放送が再開しました。第14週「弟子がやって来た!」のあらすじと裕一の弟子・五郎役のハナコ岡部大さんと森七菜さん演じる梅のモデルについて考察してみました。

 

【ネタバレ注意】「エール」第14週「弟子がやって来た!」の内容を知りたくないという方はご注意ください!

 

 

 

◆エール第14週あらすじ

朝ドラ エール 森七菜 岡部大 弟子がやって来た!

ある日、古山家に田ノ上五郎(岡部大)という青年がやって来る。五郎は作曲家を目指していて裕一(窪田正孝)の弟子になりたいという。裕一は悩んだ末、古山家に居候させることにする。時を同じくして、音(二階堂ふみ)の妹・梅(森七菜)が文学の新人賞を受賞し、上京。五郎と梅は夢に向かって古山家で修行の日々を過ごすが、お互いのことが気になり…。そこへ久志(山崎育三郎)が梅に一目ぼれし、大騒動が巻き起こる?!

引用元:https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_14.html

 

 

◆裕一の弟子・田ノ上五郎とは?

朝ドラ エール 田ノ上五郎 岡部大 弟子がやって来た!

引用元:https://www.nhk.or.jp/yell/cast/

古山裕一(窪田正孝)の曲が大好きで、裕一に弟子入りしたいと願いでる茨城県出身の若者。裕一と同じように小山田先生(志村けん)の作曲入門を読んで作曲を学び、聴いた曲を譜面にすることができる才能を持っている。

お笑いトリオ・ハナコの岡部大さんが演じています。

 

 

◆弟子 五郎役の岡部 大(おかべ だい)とは?

岡部大さんは1989年5月30日生まれ。秋田県出身のお笑い芸人で、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ・ハナコの大ボケ担当でリーダーです。

高校時代に同級生と漫才コンビ・エガラモガラを結成。早稲田大学進学時に一旦、解散するも、浪人していた相方が同じ早稲田大学に入学し、コンビを再結成。大学在学中にワタナベコメディスクールが主催する大学生のためのコンテスト笑学祭で優勝し、ワタナベコメディスクールに特待生として入学します。

 

2013年にはABCお笑いグランプリで準決勝まで進出するほど実力があったエガラモガラを、岡部さんがコントをやりたくなったことから解散し、2014年に現在のハナコのメンバーの秋山さんと菊田さんが組んでいたコンビ・ウエストミンスターに岡部さんが合流してハナコを結成します。

 

トリオ結成5年目の2018年にキング・オブ・コントに優勝。コントグループNo,1に輝き、お笑い第七世代の中心的グループのひとつとして人気になっています。

また岡部さんは、最近では俳優としてドラマ「私の家政夫ナギサさん」にも多部未華子さん演じる主人公メイの同僚・堀江耕介役で出演しています。

 

 

 

【考察】岡部 演じる田ノ上五郎のモデルは?

古関の自伝には弟子として、土橋啓二と船越という名前が記されていますが、2人とも宮田東峰のハーモニカ合奏団ミヤタ・バンドのメンバーだった人物で、その詳細は語られていません。土橋啓二は作曲家として活躍していますが東京出身なので、五郎のモデルではないようです。

 

古関の弟子は「多い時は十二、三人が狭い部屋でひしめき合っていた」と自伝で語られていますが、古関自身は弟子たちに作曲について指導することはなく、写譜(楽譜を書き写す作業)を手伝わせる程度だったそうです。

実際に田舎から古関を頼って来た弟子がいたかもしれませんが、田ノ上五郎はドラマオリジナルの創作の人物である可能性が高いと考えられます。

 

最近では「ひよっこ」で有村架純さんが演じた主人公みね子も茨城出身でしたが、田舎者キャラ=茨城出身というのが定番になりつつあります。

その理由はNHKのドラマは方言指導や時代考証がしっかりしているので、大正や昭和初期の東北弁だと言葉がなまり過ぎていて、視聴者が理解できないためではないかと考えられます。

 

 

 

【考察】森七菜が演じる梅のモデルは誰?

朝ドラ エール 森七菜 関内梅

引用元:https://www.nhk.or.jp/yell/cast/

音のモデル金子の妹に小説家はいない?

森七菜さん演じる関内梅のモデルについても考察してみます。

音のモデルになった古関裕而の妻・金子が11人兄弟(兄と姉妹10人)の六女で、他に9人の姉と妹がいたようですが、その中に文学賞を受賞するような高名な作家になった妹はいないようです。

 

古関金子は音楽と文学が好きな少女で、女学校卒業後は名古屋の雑誌の編集の手伝いを始め、同時に声楽の先生について歌の勉強を始めたということから、金子の文学好きの要素を梅に反映させているのではないかと考えられます。

 

そこで関内三姉妹のキャラクターを整理してみました。

吟:すてきな結婚相手を見つけて主婦になることを目指す保守的な長女

音:音楽が大好きで歌手になることを目指す勝気で短気な次女

梅:文学好きで子供の頃から大人びた言葉で話し、小説家を目指す末っ子

 

キャラクターを整理してみて気づいたのですが、このキャラクター設定を何かで見たことありませんか?

 

 

関内三姉妹のモデルはあの物語?

関内三姉妹のキャラクターは、実は「若草物語」の登場人物のキャラクターに構成要素がソックリなんです。

 

ここで改めて「若草物語」のマーチ家四姉妹のキャラクターを整理してみましょう。

メグ:美しく穏やかで保守的な長女

ジョー:勝ち気で頑固な性格で小説家を目指し作品を書いている次女

ベス:音楽が好きでピアノを弾くのが好きだが病弱で早世してしまう三女

エイミー:大人びた言葉を使い、少し生意気で現実的な性格。絵の才能を持つ末っ子

 

…比較してみると関内三姉妹と「若草物語」の四姉妹に数多くの共通点が多くみられます。

 

梅のモデルはあの末っ子?

関内三姉妹のキャラクターは、音のモデル古関裕而の妻・金子と「若草物語」の四姉妹のキャラクターの構成要素を振り分けて、膨らませたものではないかと推察できます。 

 

長女・吟は「若草物語」の長女メグがモデル。

 

次女・音は古関裕而の妻・金子をモデルに、「若草物語」の次女ジョーのキャラクターと三女ベスの音楽好き要素をミックス。

 

末っ子の梅は「若草物語」の末っ子のエイミーをモデルに、絵の才能を次女ジョーの小説を書く才能に変更。

 

…つまり森七菜さん演じる関内梅は「若草物語」のエイミーがモデルなのではないかと考えられます。

 

 

 

 

【最後に…】

「若草物語」(続編)では、エイミーは自分に才能がないことに気づき、貴婦人としてお金持ちとの結婚を目指し、隣人の裕福なローリーと結婚することになりますが、梅も小説家になることをあきらめて、恋の道に進むのでしょうか?

今後のドラマの展開が楽しみですね!

森七菜

 引用元:https://realsound.jp/movie/2020/09/post-618760_2.html

 

 

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