僕が最近の毎週チェックしている番組、
とんねるずの石橋貴明さんがMCを務める「石橋貴明のたいむとんねる」の神回。
「この名曲の歌詞全部同じ人が作ってます松本隆ってすごい！」完結編まとめ①です。
◆「石橋貴明のたいむとんねる」2020年2月3日(23:00～23:40)放送
「この名曲の歌詞全部同じ人が作ってます松本隆ってすごい！完結編」
MC：石橋貴明 ゲスト：田中裕二 (爆笑問題) 進行：杉原千尋アナウンサー
〇オープニング
「ハイティーン・ブギ」 近藤真彦
「冬のリヴィエラ」 森進一
「A B C」 少年隊
「Romanticが止まらない」 C-C-B
ナレーション
「日本人なら誰でも聴いたことがあるJ-POPの名曲。
そんな数々の名曲を生み出し、日本歌謡界の新時代を切り開いたヒットメイカー！
言葉の魔術師、作詞家・松本隆。
今夜も松本隆ワールドと呼ばれる詞の世界を熱く語り合う。
『この名曲の歌詞 全部同じ人が作ってます 松本隆ってすごい！ 完結編』」
〇前回の振り返りダイジェスト
※2020年1月27日放送分のまとめを読んでない方はこちらからどうぞ。
〇本編
ナレーション
「それでは松田聖子編から再開！」
★渚のバルコニー
松田聖子／1982年
石橋「いやいやいやいや聖子ちゃんが髪切っちゃうとみんな髪切っちゃうんだから！」
杉原「全員が聖子ちゃんに合わせてやってたんですね！」
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石橋「（作曲）ユーミンですよ」
田中「コレ、ユーミン！」
石橋「だけど、なぜか聖子ちゃんで筒美京平さんはやってないね」
田中「コレはわかんないですよね」
石橋「何なんだろうね？」
田中「何かあるんだろうね」
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石橋「『ベストテン』で、もう出しゃー全部１位みたいな」
杉原「オシャレですよね」
田中「オシャレ！で、何といっても季節感ですからね。この人の詞は！」
〇提供バック（※提供クレと声が被っているので間違いがあるかもしれません）
田中「昔はこういうヒットメイカー、あの松田聖子さんとかも当然そうですけど、
春夏秋冬でだいたいシングルを出すんですよ」
石橋「そうね。年4曲ね」
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田中「夏になってから夏の曲じゃ遅い！」
石橋「ちょっと前倒し！着物と一緒です！」
田中「そのちょっと前倒しの季節感がワクワクさせる！『渚のバルコニー』の
初夏感とか！初夏感がすごいんですよ」
石橋「初夏感…？」
田中「初夏感がすごくて（歌詞に）『馬鹿ね 呼んでも無駄よ 水着持ってない』」
石橋「あ初夏だから！」
田中「初夏だから！まだ水着じゃないのよ！初夏なのよ！ね！で、そのあと
続いていってこう（歌詞に）『砂に浮いた道路は 夏に続いている』ココで、
わぁー夏が目前っていう！それを高2とかで聴くともうワクワク感が…」
石橋「新島 行こうぜ！竹芝桟橋 集合だよ！」
田中「すごいでしょ。新島はヤバかったよ当時！」
石橋「絶対、松本隆さんの世界感じゃないんですよ」
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田中「いやーいいですね。松田聖子さんのこの成功は本当に松本隆なくしてはない！
ですからね。コレ（↓テロップ参照）ほとんどシングルばっかりですけど、
まぁーアルバムの曲も本当、名曲ぞろいで。」
石橋「ほう」
田中「で、松本隆さんと話した時にやっぱり、とにかくアルバムの人だと僕は。
シングルはまだいいんだと、まあ、それこそタイアップもあるからきっとねぇ。
あのコマーシャルソングでこうとか、こういう主題歌でとか楽なんだと。
アルバムの曲をそれぞれ作るのは相当、丁寧に丁寧に作ったって言ってました」
【松本隆×松田聖子】（テロップ）
「白いパラソル」(1981)
「風立ちぬ」(1981)
「赤いスイートピー」(1982)
「制服」(1982)
「渚のバルコニー」(1982)
「天国のキッス」(1983)
「SWEET MEMORIES」(1983)
「瞳はダイアモンド」(1983)
「Rock'n Rouge」(1984)
石橋「でもさコレさ、筒美京平さんの回（リスペクトシリーズ第１弾『筒美京平』
2019年12月9日放送）やってるからさ『セシクャルバイオレットNo.1』とか
出てこない…」
田中「出てこない！逆に『木綿のハンカチーフ』とか。かぶっちゃうんですよね。
名曲が！」
石橋「2人でやってるから！」
田中「そうそうそうそうそう」
【松本隆×筒美京平 ゴールデンコンビの楽曲】（テロップ）
「木綿のハンカチーフ」 太田裕美(1975)
「しあわせ未満」 太田裕美(1977)
「哀愁トゥナイト」 桑名正博(1977)
「東京ららばい」 中原理恵(1978)
「リップスティック」 桜田淳子(1978)
「セシクャルバイオレットNo.1」 桑名正博(1978)
「スニーカーぶる～す」 近藤真彦(1980)
「ヨコハマ・チーク」 近藤真彦(1981)
「ブルージーンズ メモリー」 近藤真彦(1981)
「ふられてBANZAI」 近藤真彦(1982)
「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」 近藤真彦(1983)
「ト・レ・モ・ロ」 柏原芳恵(1984)
「誘惑光線・クラッ！」 早見 優(1984)
「Romanticが止まらない」 C-C-B(1985)
「卒業」 斉藤由貴(1985)
「あなたを・もっと・知りたくて」 薬師丸ひろこ(1985)
「魔女」 小泉今日子(1985)
「BE-BOP-HIGHSCHOOL」 中山美穂(1985)
「ツイてるね ノッてるね」 中山美穂(1986)
「WAKU WAKUさせて」 中山美穂(1986)
「バラードのように眠れ」 少年隊(1986)
「水のルージュ」 小泉今日子(1987)
「「派手!!!」」 中山美穂(1987)
「A B C」 少年隊(1987)
ナレーション
「そう松本隆を語るうえで欠かせないのが作曲家・筒美京平。ゴールデンコンビと
称された2人は『木綿のハンカチーフ』をはじめ、380曲以上の楽曲をともに制作。
今でも歌い継がれる数々のヒット曲を生み出してきたのだ！」
「この名曲の歌詞 全部同じ人が作ってます！ 松本隆ってすごい！」
★「ボクの背中には羽根がある」
KinKi Kids／2001年 作曲：織田哲郎
堂本剛 主演ドラマの主題歌。民族楽器を用いたエキゾチックなメロディー。
★「スローなブギにしてくれ(I want you)」
南佳孝／1981年 作曲：南佳孝
浅野温子 主演の同名映画の主題歌。「Want you」の歌い出しが印象的な楽曲。
石橋「すごいな「ブギにしてくれ」よ。俺はもう浅野温子ちゃんがすぐガンっ！と浮かんじゃう！」
田中「そうですね。これはもう衝撃的でしたね。映画のコマーシャルもね」
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田中「やっぱ南佳孝さんとかね『スローなブギにしてくれ』は衝撃的でしたね」
石橋「このぐらいの時は要するに19、20歳ぐらいだから、一番こう芸能界入って色んなものを『うわっうわっ！』って思ってた時だから強力でしたよ！」
★「赤道小町 ドキッ」
山下久美子／1981年 作曲：細野晴臣
自身の代表曲。カネボウ化粧品 夏のCMソング
★「しあわせ未満」
太田裕美／1977年 作曲：筒美京平
松本×筒美のゴールデンコンビの楽曲。男性目線で描いた詞
石橋「俺、意外と（『木綿のハンカチーフ』より）コッチ派なのよ！
「はにかみやさん 僕のこころの～♪」（とVTRに合わせて歌う）」
田中「（歌詞に）あばら屋だもんね」
石橋「あばら屋だもんね。わかんないよね、あばら屋なんて言われてもどういう意味
だか」
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石橋「『しあわせ未満』ですよ！」
杉原「なんか複雑ですよね。考えれば考えるほど…」
石橋「入ってるのか入ってないのか、わかんないでしょ」
田中「コレ『未満』って、いわゆる算数とか数学用語なんですよ。もともと、あんまり日常会話で『未満』を（つかわない）。そこをくっつけるのが松本隆さん」
石橋「言葉のマジック！『しあわせ以上』とか『しあわせ以内』じゃない」
田中「『未満』は入らない。幸せじゃないのかな？」
石橋「入ってないんだよ！」
★「SEPTEMBER」
竹内まりや／1979年 作曲：林哲司
「日本レコード大賞」新人賞。爽やかな失恋ソング
★「「派手!!!」」
中山美穂／1987年 作曲：筒美京平
松本×筒美のゴールデンコンビの楽曲。本人主演のドラマ「ママはアイドル！」の主題歌
★「カナリア諸島にて」
大瀧詠一／1981年 作曲：大瀧詠一
アルバム「A LONG VACATION」からシングルカットされた曲
石橋「カナリア・アイランドってどこなんだよ！ってことでしょ」
田中「全然わかんない。コレ松本隆さんも分かんなかったらしいです」
石橋「ホント！？」
カナリア諸島：アフリカ大陸北西部にある位置するスペイン領の7つの島（テロップ）
田中「行ったこともない、見たこともない、カナリア諸島。想像で書いたって。
ドキドキしてたらしいです。全然のちに行ったらしいですけど、わざわざ
確かめにどんなとこか。そしたら『良かった合ってた』って！」
★「A B C」
少年隊／1987年
松本×筒美のゴールデンコンビの楽曲。
マイクスタンドを蹴るパフォーマンスが話題に！
◆松本隆 シングル売り上げ1位の曲は？
杉原「ちなみに松本隆さんが作詞した2000曲以上の曲の中でシングル売り上げ1位の曲
は何かわかりますか？」
田中「僕は知ってます」
石橋「えっ1位？そりゃCD売り上げ全盛の時代のほうが売れてるから、
例えばKinKi Kidsとか…『硝子の少年』とか…」
田中「ピンポン正解！」
杉原「はやっ！」
田中「早い！1発！1発ツモった！」
「硝子の少年」KinKi Kids(1997) 179.2万枚 ※オリコン調べ（テロップ）
※【まとめ】「石橋貴明のたいむとんねる」「この歌詞 全部同じ人が作ってます！
松本隆SP」完結編②に続きます。
