放送作家がテレビについて考えてみる。

テレビやラジオなどについての考えるブログです。ネタバレにご注意を!

【ネタバレ注意】「 テセウスの船 」 鈴木亮平 が語る せいや を無視した理由とは? 千鳥 大吾 が悲しんだ事件とは?

 

 

 

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画像出典:日曜劇場『テセウスの船』|TBSテレビ

 

先日、放送されたラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」で、ドラマ「テセウスの船」の裏話が語られました。

 

ニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」

2020年3月27日(金)(27:00~29:00)

出演:霜降り明星(粗品 せいや) ゲスト:鈴木亮平

 

番組で語られたエピソードをいくつか抜粋してまとめてみたいと思います。ネタバレも含みますので「テセウスの船」の結末を知りたくないという方はご注意ください。

 

 

【ネタバレ注意】霜降り明星せいや と 鈴木亮平 が語る「テセウスの船」裏話

 

◆ドラマ「テセウスの船」とは?

週刊モーニングで連載された東元俊哉の漫画を原作にしたTBSテレビのドラマ。謎の連続毒殺事件の犯人として逮捕された警察官 佐野文吾(鈴木亮平)の息子 田村心(竹内涼真)が、事件当時にタイムスリップして真相を突き止めようとするストーリーです。

 

原作では、真犯人は小学生の加藤みきおで、みきおの共犯者は「未来からタイムスリップしてきた大人のみきお」だったのですが、ドラマでは「田中正志(霜降り明星 せいや)」が共犯者としてオリジナルの結末が描かれました。

 

 

◆「せいやかよ!」がtwitterのトレンドに!

せいや「終わりましてね、無事、2人ともドラマ…3ヶ月ですか、同時期にドラマ…『テセウスの船』まぁ…(犯人は)僕でした!」

 

粗品「ワハハ…お前かい!」

 

せいや「『せいやかよ!』って(twitterの)トレンドになってたなぁ。」

 

粗品「『せいやかよ!』あーでしたね。どうやったんですか?」

 

せいや「もうメッチャ、ホンマだから、あんま言わんようにしてた、このラジオとかで『テセウスの船』とか。一番ヤバイのはラジオとかで、変なことポロっと言ってもうたりしたら終わりやん!ホンマに生放送がコワかった」

 

粗品「気をつけてたんや」

 

せいや「『犯人でしたって言葉だけは絶対アカン』って言われたから」

 

 

◆竹内涼真とLINE交換!その時 せいやは?

(※竹内涼真が気さくで男前という話があって~)

せいや「竹内涼真さんがメッチャしゃべってくれてLINEを交換できたんやオレ。しかも竹内涼真さんから『LINE交換しましょうよ』みたいな。でオレ『やったー!イエーイ』って言ってる間、オレ、ずっと死体のメイクやったやんか。反射で映った時、『やったー!』って言ってるんやけど、首絞められたあとの青白い顔で『うわー!』とか言うてメッチャコワかった」

 

 

 

 

 

◆鈴木亮平がせいやと撮影現場で無視した理由とは?

(※深夜3時の生放送に鈴木亮平がサプライズで登場~) 

せいや「うわーうわー!ビックリしたー!うわーうわー!」

 

鈴木「正志!」

 

粗品「というわけで本日のせいやとリスナーへのサプライズゲスト『テセウスの船』の佐野文吾こと俳優の鈴木亮平さんです!」

 

鈴木「よろしくお願いします!」

 

粗品「撮影現場では役作りのため、せいやと密に会話する機会はなかったそうですが、お聞きしたところによると、霜降り明星のファンということで」

 

せいや「マジっすか!」

 

粗品「本当はせいやともお話をしたかったと。今回のご出演は、ぜひ番組に出たいという鈴木亮平さんからの逆オファーで実現致しました。本当にありがとうございます!」

 

せいや「うそやーん!鈴木ぃ―!」

 

鈴木「僕はこの番組、第1回から聴いてますから」

 

せいや「えーー!文吾、聴いてたん!えーー!マジすか!そんなん全く言ってくれなかった」

 

粗品「えーー!」

 

せいや「もう…全然、しゃべらんかったもん!コワかったよ!」

 

粗品「そうなんですか?全然しゃべらなかったって?」

 

鈴木「そうなんですよ」

 

粗品「なんでなんですか?」

 

鈴木「実は…ハッキリは聞いてなかったんですけど、どうも、せいやさん重要な役らしいというのを聞いてまして、で演技ってどうしても緊張感がないとダメなんで、涼真君と話し合って『涼真君は良い人でいてくれと、僕がちょっと緊張感 保つので』っていう」

 

粗品&せいや「ええーーーーー!」

 

せいや「そうやったんや」

 

鈴木「だから、なるべく、あんまり話さないようにしてました」

 

粗品「うわー!そうなんすか」

 

鈴木「そうなんですよ」

 

せいや「確かに!」

 

鈴木「そしたら、すごいビビられてるんで」

 

粗品「だってコワイ人って聞いてたよ」

 

せいや「コワイというか、ストイックなんやなという…鈴木亮平さん、僕は『変態仮面』のイメージあるから、で関西人て聞いてたから、ちょっとこうバラエティの感じで もうちょっとしゃべれんのかなって思ってたから、グーって役入ってはって、合間にカメラさんがチェンジするんですよね撮る位置を、僕がわからんからボーとしてたら鈴木さんが『せいやさんカメラ、ジャマになってます。どいてください』ってスイマセン!って」(中略)

 

鈴木「僕、第1話からせいやさんの行動を観察していて、メモしてたんですよ。気になった行動を携帯に」

 

せいや「わー!」

 

粗品「変態やん!」

 

鈴木「僕の中では『テセウス』終わって、この番組に出させてもらうまでが『テセウスの船』」

 

粗品「ありがとうございます!」

 

せいや「今じゃあここでクラランクアップですか!」

 

 ※せいやさんが撮影現場でやるオモシロもスルーしていたという鈴木さん、そのため、せいやさんがオモシロをやった後、やけに鈴木さんの顔色を伺うようになったのだとか。

 

 

◆「テセウスの船」で、千鳥・大吾が悲しんだ理由とは?

『テセウスの船』を撮影していた時期に千鳥・大吾さんによく食事に連れて行ってもらっていたという せいやさん。ドラマを観てくれていたという大吾さんと番組収録で会った際に、大吾さんを悲しませる事件を起こしてしまいました。

 

せいや「昨日、大吾さんと収録あって千鳥さんの番組で、ノブさんが『すごかったなぁ!快挙ちゃう芸人でテセウスのなぁ』みたいな、『僕も犯人やると思わなかったですよ!』って言うたら、大吾さん本番中にスゴイ顔してて、2話ためてて今日、見ようと思ってたらしくて、『お前言ったの』って言われて、イヤイヤ大吾さん言いますって、もう5日ぐらい経ってんねんもん、だって」

 

粗品「確かに!」

 

せいや「それだけ残念やったオレは」

 

粗品「ホンマに悲しそうな顔してはったもんな」

 

せいや「大吾さんにストレートで観て欲しかったマジで。それだけかなわんかった唯一。『お前言ったの。わし今日、2話ためて見ようと思ったのに』て、大吾さんスイマセンって思ったなアレは」

 

 

 

※「霜降り明星のオールナイトニッポン0」放送地域の方radikoのタイムフリーで1週間無料で聴けます。また放送地域外の方はradikoプレミアムのエリアフリーで聴くことができますので、ご興味を持った方は、ぜひ番組をご視聴してみてください。

 

原作と異なる展開で幕を閉じた『テセウスの船』。鈴木亮平さんが語る、舞台裏の様々なエピソードから俳優たちのドラマにかける情熱が伝わってきました。鈴木亮平さんの次回作にも期待ですね!