2021年7月11日に放送された第42回「ABCお笑いグランプリ」結果と感想&考察をまとめました。優勝したオズワルドをはじめ、今年も全組おもしろいハイレベルなコンテストになりました。
見逃し配信動画サイトもご紹介しておきますので、よろしければチェックしてみてください!
(※タレント名やコンビ名などは敬称略の場合があります)
- ◆「ABCお笑いグランプリ」とは?
- 第42回ABCお笑いグランプリ決勝【番組概要】
- ◆スペシャルネタ披露
- ◆「第42回ABCお笑いグランプリ」ファーストステージ
- ◆「第42回ABCお笑いグランプリ」ファイナルステージ
- 【第42回ABCお笑いグランプリ 見逃し配信動画】
- 【最後に…】
◆「ABCお笑いグランプリ」とは?
1980年に「ABC漫才・落語新人コンクール」としてスタートし、歴代の受賞者にダウンタウン、ナインティナイン、中川家などが名を連ねる関西の若手芸人の登竜門的なお笑いコンテストです。
2012年に、デビュー10年以内の全国のお笑い芸人が出場できる「ABCお笑いグランプリ」にリニューアル。お笑いの次世代スターを生み出す大会として注目を集めています。
第42回ABCお笑いグランプリ決勝【番組概要】
第42回ABCお笑いグランプリ決勝
2021年7月11日(日) 午後2時25分~(生放送)
ABCテレビ、ABEMATV
MC:山里亮太(南海キャンディーズ) 澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
審査員:
小沢一敬(スピードワゴン)
陣内智則
濱口優(よゐこ)
兵頭大樹(矢野・兵頭)
山内健司(かまいたち)
ユースケ(ダイアン)
リンゴ(ハイヒール)
◆スペシャルネタ披露
過去の大会で活躍したチャンピオンたちがネタを披露しました。コンテストの緊張感を吹き飛ばすほどの大爆笑で会場を大いに盛り上げました。
スペシャルネタ
第41回ABCお笑いグランプリ優勝:コウテイ
M-1グランプリ2020王者:マヂカルラブリー
第32回ABCお笑いグランプリ決勝進出&M-1グランプリ2019王者:ミルクボーイ
◆「第42回ABCお笑いグランプリ」ファーストステージ
ファーストステージは決勝進出の12組がA、B、Cの3ブロックに分かれファイナルステージへの進出を競います。各ブロックで1位になった3組がファイナルステージに進出します。
【ファーストステージの審査方法】
各ブロックごとに7人の審査員が1~4位を決定
1位→10点
2位→5点
3位→3点
4位→1点
Aブロック
【出場者】
Gパンパンダ(コント)ワタナベエンターテインメント
さすらいラビー(漫才) 吉本興業
オズワルド(漫才) 吉本興業
さや香(漫才) 吉本興業
ファイナルステージ進出
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
オズワルド
ジャッジ(※決勝進出者に対する審査のみ公開されます)
リンゴ 1位
兵頭 1位
陳内 1位
小沢 1位
濱口 1位
山内 1位
ユースケ 1位
70点
Bブロック
【出場者】
パンプキンポテトフライ(漫才)ホリプロコム
ダブルヒガシ (漫才) 吉本興業
コットン(コント) 吉本興業
蛙亭(コント) 吉本興業
ファイナルステージ進出
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
蛙亭
ジャッジ(※決勝進出者に対する審査のみ公開されます)
リンゴ 4位
兵頭 2位
陳内 1位
小沢 1位
濱口 2位
山内 1位
ユースケ 1位
51点
Cブロック
【出場者】
チェリー大作戦 (コント)吉本興業
赤もみじ(漫才) マセキ芸能社
カベポスター(漫才) 吉本興業
空気階段(コント) 吉本興業
ファイナルステージ進出
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
カベポスター
ジャッジ(※決勝進出者に対する審査のみ公開されます)
リンゴ 2位
兵頭 1位
陳内 1位
小沢 1位
濱口 2位
山内 1位
ユースケ 1位
60点
◆「第42回ABCお笑いグランプリ」ファイナルステージ
ネタ順はCM中に抽選で決定。
※ネタのタイトルは便宜上こちらでつけました。
1.カベポスター(コント)「手品」
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
2.蛙亭(コント)「罪なドライブ」
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
3.オズワルド(漫才)「割り込み」
引用元:https://www.asahi.co.jp/owarai/
優勝は…
引用元:https://abema.tv/video/episode/534-6_s1_p5
オズワルドでした!
引用元:https://abema.tv/video/episode/534-6_s1_p5
伊藤さんは「さいりー!」と妹で女優の伊藤沙莉さんの名前を叫びました!
引用元:https://abema.tv/video/episode/534-6_s1_p5
オズワルド伊藤さんの妹で女優の伊藤沙莉さんの記事はこちらをチェック!
【第42回ABCお笑いグランプリの感想と考察】
ファイナルステージは3組とも甲乙つけがたいネタのぶつかり合いでした。
カベポスターは昨年のNHK新人お笑い大賞でも披露した鉄板の「手品」のコントを披露し、蛙亭は社会問題を織り込んだラジカル(過激)なコントを披露しました。
これまでのジワジワ笑いが増幅するネタに、ボケが大量に組み込まれてストーリーを紡ぎだす進化したオズワルドの漫才が笑いの数、爆笑の数で勝ったという印象でした。
ABCお笑いグランプリでは、審査員のハイヒール・リンゴさんが「つかみまでが早い」ことについて、よくコメントされるように、ネタ時間が短いため早めにつかんで笑いを重ね、爆笑を生み出すことが優勝のカギとなっています。
オズワルドはその部分でも昨年より進化していたと思います。
また昨年のM-1グランプリ2020での後半テンポアップして大きな声でつっこむ漫才に対して、オール巨人師匠の「最初からもう少し大きな声でツッコんだらどうですか?」という意見と、ダウンタウン松本さんの「オズワルドには静の漫才を期待していた」という意見が分かれましたが、早めのつかみから畠中さんの「静」と大きな声でツッコム伊藤さんの「動」を際立出せる進化したオズワルドは「ABCお笑いグランプリ優勝」という形で、見事に答えを出すことができたのではないかと思います。
【第42回ABCお笑いグランプリ 見逃し配信動画】
カーネクスト presents 第42回ABCお笑いグランプリ - 本編 (バラエティ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
【最後に…】
今回、優勝したオズワルドはもちろん、カベポスター、蛙亭など今大会の出場者はどの組も面白く、今年のM-1グランプリ、キング・オブ・コントなどのコンテストを盛り上げてくれることでしょう。
これからの活躍がますます楽しみですね!